鹿沢周辺でもすっかり定着した感のあるハルサキヤマガラシ。1960年代から日本各地に広がった外来植物です。繁殖力が強く在来植物を駆逐する事もある厄介者。鹿沢周辺(国立公園内)では定期的に駆除作業を行っています。
そんな厄介者を活用した製品が登場しました。北軽井沢にある工房「木もれ灯」さんの草木染です。今年5月に駆除したハルサキヤマガラシを使用し、白いトートバッグとポーチを染めたのがこれ。製作者のKさん曰く「駆除した時期や場所、染め方によって微妙に色が異なる」「花の咲き始めの方が黄色が強く出る気がする」んだそう。インフォメーションセンターに隣接する「休暇村嬬恋鹿沢」の売店で6/2から販売しています。今年は試験的な製作なので、各10枚づつの売り切れ御免。来年は「駆除の拡大+製作枚数の増」に繋がる流れを検討しています。 2024.06.04