紅葉シーズンを迎えた鹿沢に初雪が降りました。
赤いハウチワカエデと、その上に積もる白い雪の対比が鮮やかです。

今年の夏は日照時間が短かく、湿度の高い日が続きました。

7月15日には、年間の平均気温が鹿沢とほぼ同じである北海道帯広で、この日全国で最も高い気温となる37.1℃を記録して話題になりました。
ちなみにこの夏、鹿沢(田代)で最も暑かった日は8月24日で、最高気温は28℃でした。

9月の台風シーズンを過ぎて10月に入ると、例年ならば天気が周期的に変化して次第に晴れの日が増えるはずですが、遅い秋雨が続いています。

国道144号沿い鹿沢発電所付近の紅葉の様子

夏以降続いている湿潤な気象条件は、乾燥を嫌うモミジにとっては良い面もあったのか、今秋のモミジは落ち着きと深みのある色味を見せています。
けれども雨に当たり続けていると葉がどんどん落ちてしまい、日に日にボリューム感が減っていくのがさびしいところです。

(F)